QVIC(CAVE型VRシステム)のビデオカード

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 QVICに使われているマシンのビデオカードはWildcat REALiZM 800だということが分かりました。前の記事で「詳しい説明は受けていない」と言いましたが、それでは面白くないので、QVICについて少しずつ調べいくつもりです。

 まずは描画の要、ビデオカードです。これの如何よって、実際に投影されるイメージの質がかなり上下するので、かなり重要なところです。これはWildcat REALiZM 800だということが判明しました。ん?Wildcat?・・・・・・知らない・・・・・・。しかし、たまたま一緒にいた同じ研究室の人が知ってました。ちょうどCGWORLD8月号で紹介されていたとか、しかもOpenGLに関してはかなり高性能だという話!!

 さっそくCGWORLD2005年8月号の記事を抜粋してみます。

 TE6は、3DLabsのグラフィックボード「Wildcat Realizm 800」のNEC版と考えればよい。グラフィックスプロセッサとして「Wild Cat Realizm」を2基搭載し、それらの負荷分散の最適化やバーテックスシェーダなどの機能を備えるVSU(Vertex/Scalability Unit)プロセッサを一基積むというハードウェア構成は同一だ。製品名がNEC独自のものになっているのは、ドライバソフトを同社が独自にカスタマイズしていることに因る。
 ビデオメモリは512MBで、これは512ビット幅のGDDR3バスで接続されている。また、描画命令やレンダリング時の頂点データなどをバッファリングする3DLabsの独自のテクノロジー「DirectBurst」用メモリが128MB実装されている
〜一部省略〜
 SPECviewperf 8.1と3DMark03によるベンチマークテストでは、このボードの特徴が現われた。OpenGLの処理を行なうSPECviewperfでは滑らかすぎるほどの高速な描画を行ない、高い性能を発揮していることがすぐにわかった。
 一方、DirectX9の処理を行なう3DMark03では、描画能力そのものは十分なレベルにあるものの、時折ぎこちない動きを見せることがあった。搭載しているグラフィックプロセッサがOpenGLの処理を得意としていることが、実際のテストからも明らかになったと言える。

 この記事はWildcat Realizm 800のものではなく、そのNEC版であるTE6のものですが、その性能はWildcatのものとほとんど変らないと思います。次回はこのビデオカードのさらに詳しい性能を書いていく予定です。

関連リンク;
CGWORLD;http://www.wgn.co.jp/cgw/top/cgwr.cgi

3DLabs:http://www.3dlabs.com/
Wildcat Realizm 800:http://www.3dlabs.com/products/product.asp?prod=293

このブログ記事について

このページは、PipeRが2005年8月 1日 22:51に書いたブログ記事です。

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