研究の最近のブログ記事

SIGGRAPH Asia 2009

|
SIGGRAPH Asia 2009に参加してきました。
見れたのは展示のみ、本当は論文発表等を見たかったのですが今回は駄目でした。

とりあえず、展示会で気になったものをご紹介します。


< UEI iPhoneとARとHMDを合わせたデバイス >
IMG_0392.JPG
iPhoneのGPSとコンパスを使い、向いている方向に合わせてHMDに映った地図が回転するそうです。ここでは付けてみることはできなかったのですが、実際にどのように見えるのかが気になりました。
iPhoneとARとHMDと自転車

< MITメディアラボ Sixth Sense >
IMG_0397.JPG
有名なMITメディアラボの投影型AR。(写真の写りが悪くて分かりにくいですが)実際に見るのは初めてだったので、とても面白かったです。
Sixth Sense

< 幽霊退治AR 「KAIDAN」 >
IMG_0394.JPG
光の効果と立体音響でとても怖いAR幽霊を体験できました。途中、耳元で幽霊の音がしてCGが出たときは、かなり驚きました。
まるで怪談の世界に入り込んだかのように幽霊を体感できるインタラクティブアトラクション「KAIDAN」

< ARゴーグルを使ったシュミレーションゲーム 「SCOPE」 >
IMG_0398.JPG
これもムービーは見ていましたが、実際に見るのは初めてだった物です。ポインティングデバイスではなく、メニューマーカーと見ている位置を使ってGUIを操作しているのが面白かったです。
SCOPE - LEVAL VIRTUAL 2009

< その他 >
IMG_0387.JPG
目新しいものではないですが、リアルタイムレイトレーシングのデモ。実際に見るとやはり綺麗です。これを立体視で見れるデモもありました。解像度が大きく、かなりのリアルなCGでした。

Quadro Plexは200万円ぐらいとのこと・・・・。
ほしいなぁw


論文発表は見れなかったですが、非常に楽しいイベントでした。
英語力をもっと付けて、次は本場のSIGGRAPHに参加したいです。

日本バーチャルリアリティ学会の論文を読んでいます。

その中で、個人的(研究とは別)に面白いと思ったものをいくつか紹介してみます

ウェアラブル・テレコミュニケーター(pdf)
なんかかわいいです。某人型PC漫画や銃夢を思い出します。

装着型の球面没入型ディスプレイ
すいません、研究している人には悪いですが現行の機材ではどうしても不恰好です^^;

ウェアラブル嗅覚ディスプレイ
ウェアラブル機器の未来像を描くファッションショー:PC watchより)
香る装置、しかもウェアラブル。面白いっす

texpointが使えない

|

 PowerPointでTEXを使うプラグイン、texpointがなぜか使えません・・・。

 TEXを書いて、いざBMPに出力しようとすると次のようなエラーを吐きます。

Shell command did not produce bitmap "画像のパス"

 調べても載っていない、詳しい人に聞いても分からない。

 仕方ないからノートパッドでTEX書いて、pdfにして画像にし、範囲選択で個別の画像に分ける。というとても遠回りな方法でやりました。

 疲れた・・・。

エノンマップ 周期15

|

henon-map-n15-a-0.75.gif

 エノンマップの周期15の周期点です。周期が1つ増えると点の数は大体2倍になるので、周期15は周期13の4倍の点が出てきます。プログラムの改良(ていうかデバック)によりかなり軽くなり、3万点でも30フレーム毎秒ぐらいの描画速度になっています。

 ここまで点が多くなると、少しづつ形がハッキリしてきます。静止画なので分かりにくいですが、プログラムで回転させながら見るともっとよく分かります。

最適化

|

henon-map-n13-all-optimize01.jpghenon-map-n13-all-optimize-color.jpg


以前のプログラムでは点が多すぎて処理がかなり重かったため、近くにある点などを排除して、データの最適化を行いました。

ちょっとスカスカになってしまいましたが、フレームレートは少し回復しました。

 最適化の方法は、4次元の格子を用意してそれぞれの点がどのグリットの中に入っているのかを調べます。そして、既にそのグリットの中に点があったら、それ以上点を保存しないように、つまり一つのグリットに一つの点しか入らないようにします。

 これが意外に難しかったです。なぜかと言うと、各座標100個のグリットの配列を取ったとしても2次元の場合なら100×100で10000個の配列ですみますが、4次元の場合だと実に100の4乗、1億=100Mもの配列を必要とします。もしint(4バイト)なんかで取ってしまうと全部で400Mバイトの配列になります。このぐらいならまだ最近のマシンだと大丈夫かもしれませんが、さらに200個とか取ろうとすると200^4=16億=1.6G、intだと6.4Gバイトです。

 これを解決するために構造体のビットフィールドというものを使いました。具体的には
typedef struct
{
unsigned b0 : 1;
unsigned b1 : 1;

    :
    :

unsigned b30 : 1;
unsigned b31 : 1;
} BIT32;

このような構造体を用意し、これを使って配列を組むことで400Mバイトの配列でもその32倍の数の配列を確保できます。つまり100^4が800^4まで多くなるのです。もちろんこれはビットなので0か1しか保存できませんが、そこに点があるか・ないかということが分かればいいのでそれで十分です。

henon-map-n13-all-color-a.jpg

スペクトルをaで変え、4次元目の値は明るさに変更した画像です。

エノンマップ 周期13

|

 エノンマップの周期13のやつを表示してみました。aの範囲は -0.5 ~ 6.95 までで 0.05刻みになってます。これがとっても面白い結果になりました。

 まずはすべての点を表示した画像を見てみましょう。
henon-map-n13-all.jpg
さすがに重いです。見て分かるようにFPSが1秒ぐらいになってます。でもすごい、山みたい。

 じゃあ次はa = 6.95からどんどん値を減らして見てみましょう。

a = 6.95
henon-map-n13-a06.95.jpg

a = 5.75
henon-map-n13-a05.75.jpg

a = 4.75
henon-map-n13-a04.75.jpg

a = 3.50
henon-map-n13-a03.50.jpg

a = 1.50
henon-map-n13-a01.50.jpg

a = -0.05
henon-map-n13-a-0.05.jpg

a = -0.5
henon-map-n13-a-0.50.jpg

 見てのとおり最初は周期が小さな時とあんまり変わりないですが、aの値が小さくなっていくにつれて点が近づいていき、次々に衝突していきます。そして、衝突後の変化が近い点であっても激しいものになっているので、こんなにも多彩なグラフになっているんだと思います。

 a が近づいていくのは、2次関数の解での重解に近づいていくのと同じなんですが、その後の虚数解への散らばりぐらいを見ていると、まさに”衝突”って感じがします。すげぇ面白いっす!

複素数エノンマップ 試作

|

henon-map.gifhenon-map02.gifhenon-map-period.jpg

複素数のエノンマップを3次元に投影したサンプルプログラムです。
プログラムを動かしていると、それぞれの点が近づいて、衝突して複素数に弾かれていくように見えます。とっても興味深いです。

最後の画像は、周期を線で結んだものです。

4次元の透視投影

| | コメント(2)

4d03.gif

4次元の透視投影を追加しました。言ってみれば、4次元の遠近法です。難しそうに聞こえますが、これも3次元の場合とほぼ同じで、座標軸が一個多いだけです。

こうやって4次元立方体と一緒に表示して動かすと、4次元で回転しているのがなんとなく分かります。

4dpoints01perspective.zip

<操作方法>
右クリックしながらマウス移動:4次元の回転
左クリックしながらマウス移動:3次元の回転
右クリックしながら上/下矢印ボタン:点サイズ拡大/縮小
左クリックしながら上/下矢印ボタン:座標の縮小/拡大
左クリックしながら右/左矢印ボタン:点の増加/減少

実行できない人は.NET frameworkとか入れるといけるかもしれません。

擬似RGBスペクトル表示

|

4d01.jpg4d02.gif

以前書いた、テクスチャを使った擬似RGBスペクトル表示プログラム。こうやってたくさん表示すると綺麗です。4次元の座標をテクスチャの横の位置座標にして、マッピングしてるだけです。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち研究カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは拡張現実です。

次のカテゴリはCGです。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01a